【出版】演奏集団 Real Notes シリーズ第2弾が発売されました

 昨年11月15日(日)の小池準一さんのリサイタルで初演された、ヴォーン=ウィリアムズ《チューバ協奏曲》の演奏集団Real Notes版(9人編成)が、アスクスウインズ様から発売になりました。こちらからご購入いただけます。

 原曲の2管オケや吹奏楽版はなかなか演奏機会を持つのが大変だけれど、ピアノ伴奏はもう少し色彩が欲しい……という希望に、ちょうどいい大きさの編成でお応えできます。

 この編曲は、小池さんの強い希望があって、ヴォーン=ウィリアムズの自筆譜を底本として制作しました。一般に販売されているスコア複数と比較検討しつつ、基本的に自筆譜に沿う方針で編曲、ということで、かなり丁寧かつ慎重に進めた記憶があります。特にソロパートのアーティキュレーションは既存の販売譜との差が多くあるので、そこを見るだけでも面白いかもしれません。チューバ奏者の皆さんはぜひチェックいただければと思います。


 上記に加えて、ビゼーのカルメン前奏曲も同日発売となりました。説明不要のあの曲です。こちらはより手軽に、ピアノを省略して8人で演奏することも可能です。原曲通りイ長調のバージョンと、変ロ長調に移調したバージョンを用意していますので、事情に合わせて、お間違えなく!

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